世界一おもしろい発達障害児のママ

クスッと笑えるお茶目なブログ

発達障害児と病院(こっこの歯医者編)その3

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キャンセル万歳!

台風21号の影響なのか歯医者さんで急遽キャンセルが出まして、昨日9月5日に無事こっこの虫歯手術が完了致しました。

キャンセル待ちを希望しておくとキャンセルが出た時すぐさま病院から連絡が入ります。

(全身麻酔のため前日の夜21時から翌朝手術まで飲食が禁止になるため、前日の夕方までには必ず連絡が来ます)

まだ1ヶ月以上も先のことだとのんきに過ごしていたところの朗報。

急いで学校にお休みの連絡をして手術の準備と心の準備。

そわそわ。

 

夕食は18時に大好物のミートソーススパゲティをおかわりでたいらげさせ、オムツがヒタヒタになるほど十分な水分も与えました。

《本日の学び1》親が心配症だと、全身麻酔前の子どものオムツはヒタヒタになる

 

早めに入浴を済ませ、後はグッスリと眠らせて明日に備えるだけ!だけ!だけなのにこの恐ろしいほどの風、雨、台風21号!鉄人じゃないほうの21号!

あ。それは28号か。

 

怖かったですね。

被害に遭われた方も多く、改めて天災の恐ろしさを感じずにはいられませんでした。

 

こっこも激しい雨風の音に完全にビビっていましたが、テレビもYouTubeもつけたままにして童謡のCDを流したりと家を賑やかにしながらなんとか寝かしつけに成功。

それからグッスリと眠ってくれて、翌朝元気に起床してくれました。

次は朝ごはんを忘れてもらうというノルマを達成せねばなりません。

私はこっこの目の前で正座し、糸の先に5円玉をぶら下げて揺らしながら「あなたは満腹、あなたは満腹」と唱え、なんとか催眠術で空腹忘却に成功。

そしていざ歯医者へ!となった瞬間、車の中でこっこがポツリ・・・

 

 

 

 

 

 

「ラーメン!お肉!」

 

ごめん、全然忘れてなかった笑

催眠術作戦大失敗。

むしろ朝からガッツリ外食気分笑

《本日の学び2》食いしん坊な子は催眠術をかけてもその食欲は衰えない

 

 

 

「そうだね、歯医者さんが終わったらラーメン食べようね!お肉食べようね!」と約束をして病院へと向かいました。

 

AM 10:00。約束の時間に病院到着。まずはお熱を測って同意書にサイン。

それが済んだら手術室に入って吸入麻酔薬という方法で全身麻酔を行いました。

私がこっこを膝の上に抱っこしていると、酸素マスクみたいなのを持って抜き足差し足の泥棒みたいに先生が近づいてきました。

その酸素マスクみたいなのをこっこの口に近づけて、ロケット発車のテンションでみんなで数字を10まで大合唱。すると、

 

 

 

 

フワッと寝ました。

8くらいでこっこ完全にイビキかいてました。

いとも簡単にあっさり寝ちゃうもんだからなんか私、

 

 

「おい!こっこ起きろ!こんな奴らに騙されるな!これは罠だ!寝るな!」

「お母さん!ちょっと黙っててもらえますか?怒」

「あ。ごめんなさい、つい笑」

 

《本日の学び3》ふざけたらダメ

 

 

それから先生に、「手術中は待合室でいい子にしてなさい」と言われ手術室のカーテンをシャーってされたので、

仕方ねーなって思いながらいい子で待合室で待ちました。

待合室から手術室の壁に耳を付けて待っていたら、看護師さんが終わりましたよーっつってこっこを抱きかかえて戻ってきました。手術時間、1時間半くらいかな。

こっこ隊員無事生還!

 

こっこ〜!会いたかった〜!と、抱きしめてキスとかしてドラマチックな再会を果たそうとしたら私のテンションとは裏腹にこっこのテンションは低くて、あっち行け、みたいなジェスチャーをされたので笑いながら泣きましたけど。

 

 

こっこ、大人になったね。

《本日の学び4》術後の人にテンション高めで近づいてはいけない

 

 

それから2時間病院で安静にして、先生のオッケーをいただき無事に帰宅致しました。

帰宅後はべったりイチャイチャしながらこっこが頑張ってくれたことに感謝して、お約束のラーメン!

 

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こっこ、本当に頑張ったね。

8秒でイビキをかいてくれてありがとう。

安心させてくれてありがとう。

 

 

子育てをしていると、母親である自分だけの力ではどうにもならないことを思い知らされたりします。

そしてそれとは逆に、自分だけがこんなに頑張っているのにって傲慢になってイライラしてしまうこともあります。

でもそんな時ちょっと冷静になってみると、

本当はたくさんの人に支えられているんだってことや、同じように悩み苦しみながら毎日を模索して頑張る同士がいることに気がつきます。

 

 

全身麻酔治療の話をしたら、泣きそうな顔をして心配してくれた学童スタッフさんの優しさ。

一日中付き添ってくれた義理のお母さんの優しさ。

励ましのメールをくれた父、母、お姉ちゃん、ママ友さんの優しさ。

明日元気に待ってます!と言ってくれた担任の先生の優しさ。

無事に手術を成功させてくれた歯医者さん。

なにも出来ずにオロオロして結局なにも出来なかったけど、きっと誰よりも心配していたであろうこっこパパ。

十分な理解が出来なくても、ママを信用して無事に手術を乗り切ってくれたこっこ。

 

 

頑張ってるのは私だけじゃないんだな。

それに私、たくさんの人の優しさに支えられてるなって。

パニックになっていると見えないんだけど、冷静になって振り返ってみるとそこにはたくさんの幸せがあるなって気がつきました。

 

心配や不安でドタバタと疲れたけど、今回の経験でまた強いママにしてもらえたと嬉しく感じます。

兎にも角にも、

無事に治療完了でホッとしました!

 

発達に障害のある方の虫歯治療に絶対にオススメです。

スペシャルニーズセンターの詳細はこちら↓

https://fields.canpan.info/organization/detail/1784892497