30年前、小学生の私が未来の自分へ向けて書いた作文です。
当時書いたお習字と一緒にタイムカプセルから取り出されました。
地元で開催された〝タイムカプセル開封式〟に参加してきたのです。
プチ同窓会みたいになって楽しいんじゃないかな、とワクワクしながらの参加でしたが30年という月日は長過ぎました。
うん、とてもとても長かった。
どいつもこいつもおっさんになり、どいつもこいつもおばさんになり、
もう誰が誰だかわからないという始末。
なんつーか、
脳トレになりましたよね、軽いなぞなぞ的な。
あ!左頬のそのホクロはサッカー部の○○君ね!?
前歯が全部差し歯のあなたはたぶん、○○さんよね!?
みたいな。笑
平成も終わるというのに全員昭和生まれの集まりですからね、加齢臭も漂いまくりです。
同時に私も十分おばさんになってるんだろうなぁと思うと軽く貧血おきましたけど(^^;)
でも久しぶりに懐かしい友人に会えてとても楽しかったです。
そして懐かしい自分にも会えました。
未来の自分にキラキラと輝く希望を持った、そんな幼き頃の私の声をどうぞ聞いてやってください。
未来の私。
スーパースターになってプロ野球選手と結婚して大金持ち。
未来の自分に対しての期待がハンパない。笑
でも開始3秒ですぐ諦めているところがとても賢い。
そして、
ベンツにポルシェ、
三日に一度の外国・・・
ごめん。
なにひとつ叶えられてねえ。涙
〜30年前の私へ〜
タイムカプセルを開封して、小学生のあなたが書いた作文を読みました。
あなたには沢山の夢があったんだね。
ごめんね、今の私はそんなことすっかり忘れていたよ。
つーか、なんならこのままずっと忘れていたかったな。えへへ
あなたが今の私を見たら、
おいおいお前なんで怠けてたんだよ!って叱りたくなるよね。えへへ
だってさ、正直、
ハードル高すぎ。
でもね、これだけはあなたに自慢しておきたい。
30年後のあなたは美人。
そしてあなたの未来はとても幸せ。
とっても可愛いくて天使みたいな女の子を授かり、悩みながらも幸せにママしてる。
30年後、あなたの可愛い娘は銀杏の実を踏みまくって車の中をこの世の物とは思えないほどのニオイにさせちゃうけど、
ママー!ママー!と近づいてきてあなたの顔の前でブッてオナラをかましてくるけど、
そんでもって、
鼻くそ食べちゃうけど。
あなたを世界で一番幸せにしてくれる、そんな子どものママに未来のあなたはなっているよ。
だからたとえ旦那さんがプロ野球選手じゃなくてもポルシェじゃなく軽自動車に乗ってても外国どころか東京ディズニーランドすら行ったことがなくても、
あなたの未来はあなたが30年前に描いてた夢より、
とっても明るいんだから!